2007年2月28日水曜日

善き人のためのソナタ Podcast聞きかじり

ドイツ映画『善き人のためのソナタ』がアカデミー賞外国語映画賞を受賞しました(米ロサンゼルス時間2月25日、日本時間26日)。

このニュースは当然ドイツでも報道されていますが、今回紹介するのはイチオシPodcastのlogo!Nachrichten (ZDFの子供向けニュース番組)です。
私がチェックしたのは2月26日(月)19:50の放送分。
(ストリーミング放送へのリンク)(放局ZDFでの保存期間は不明です。)

映画の紹介から始めて、ドイツの東西分裂時代と東独秘密警察シュタージ(国家保安省)についての解説をしています。
いまさらですが、ドイツの子供にとって、ドイツが東西に分裂していたことは「歴史」であって、現実感に乏しいことがらだ、ということが読み取れます。
また、大人サイドに「子供に最近の歴史を教える」という意志を感じます。
もっとも、シュタージと密告社会の負の遺産と、現在も厳然と存在し続ける東西格差など、ある意味、「現在に直結している歴史」なのではあるのでしょう。

ドイツ大使館による記事
公式サイト『善き人のためのソナタ』(ピアノの音が自動再生されるのでご注意下さい。)


(3月1日追記)
この映画の原題は Das Leben der Anderen といい、直訳すれば
「他人たちの生活」
となります。
邦題はうっかりすると韓流ドラマみたいですね。

Google Page Creator(サイトのアドレスとページの名前)

Google Page Creator に申し込んで、まずはじめにすることは、 サイトのアドレスを決めること です。

初期状態では、Gmailアカウントのユーザーネームが使われてしまいます。

 http://ユーザーネーム.googlepages.com/home

このままの状態では、Gmailのアドレス(ユーザーネーム@gmail.com)も同時に公開しているようなものです。
メールアドレス収集ロボットがここに注目しているかどうか分かりませんが、分かる人が見れば、サイト作成者のGmailのアドレスは一目で分かってしまいます。

連絡先のメールアドレスをどのように公開するかは、ページ本文部分の作成時に改めて考えます。
ここでは、サイトの見出しに合うURLを考えましょう。




画面の箇所で「Create another site」を選択し、考えたURL名を使って新しいサイトを作成します。
デフォルトで生成されるのサイトをPublish(公開)すると、上記のようにGmailのアドレスをほぼ公開していることになっていまいます。

各ページの名前をつけるには、さらに注意が必要です。
以下の手順が大切です。

  1. 新しいページを作成するときは、一度は「英数小文字」だけでページの名前をつくる。
  2. ページを作ってから、ページのタイトル部分に日本語を入れる。
日本語や非英語の文字を使うと、ページのアドレスが長大になってしまいます。
そんなアドレスでは、あとからサイトを更新したり管理することが大変になります。
たとえば、Wikipedia日本語版の「日本」の項目のアドレスは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC
です。
「%E6%97%A5%E6%9C%AC」の部分が、「日本」のページを指しているわけですが、Google Page Creatorでうっかり日本語名のページを作ってしまうと、このような、人間には判読不能で長大な文字列のURLでページが作成されてしまいます。
まちがっても「自己紹介のページ」などと、日本語でページ作成してはいけません
「jikoshokai」「aboutme」「about.me」「portrait」「profile」などの半角英数の文字だけを利用して作成しましょう。

作成したあとで、各ページの見出し部分を日本語表記にしてください。

おまけ
この機能が追加された2006年11月20日までは、Page Creator専用にGmailのアドレスを別に取得したりといった手間が必要でした。

2007年2月26日月曜日

GooglePageCreator (申し込み)

Google Page Creatorの使い方の内容にようやく入ります。

Google Page Creator を利用するためには、Gmailのアカウントが必要です。

Google には、「Googleアカウント」というものがあり、Google グループなどのサービスでは、Gmailのアカウントでなくても登録して利用することができますが、Google Page Creatorの利用にはGmailのアカウント(Gmailのメールアドレス)が必須です。

今年(2007年)の2月14日以降、Gmailは紹介制ではなく、申し込み制になりました。
つまり、Google Page Creatorも申し込みだけで利用できることになります。

Gmailをまだお持ちでない場合は、Googleのmoreから申し込みできます。
アカウントを無事作成できたら、Googleのmoreにある、「Google Labs(英語)」に進み、開いたページ内で、Creatorでテキスト検索しましょう。
そこにある説明によれば、Google Page Creatorは2006年2月23日からあるそうです。

求められているアカウント情報を入力すれば、ウェブサイトはすぐに作成できます。
しかし、あわてて作成したり、公開してはいけません。
(つづく)

2007年2月24日土曜日

ドイツ フライドポテト事情 Podcast聞きかじり

製品テスト財団による検査が行われ、ドイツ人が大好きなフライドポテトは、軒並みきびしい評価を受けました。
(ドイツのテレビニュース Heute の報道より。)

製品テスト財団によれば、今回検査対象としたファストフードのフライドポテトのうち、品質に問題がなかったものは バーガーキング のものだけであったという。
さて、特に問題とされたのは、Acrylamidという物質だ。
日本語でもアクリルアミドと呼ばれており、イモ類を焼いたり油で揚げると発生する発ガン物質であるという。
Wikipedia(日本語)の説明(最終アクセスは2月24日23:40)。

今回、対象となった製品は、

Burger King
Kentucky Fried Chicken
Nordsee
Karstadt / Frites van Holland
McDonald´s
McCain (自販機)
Wienerwald Express
Ikea

の8つ。

Heuteのニュースへのリンク(右側の「Video」ボタンでニュース映像も)。
製品テスト財団調査結果ページへのリンク(右側にデータやビデオへのリンクもある)。

日本のファーストフードはどうなのかも気になるところである。

2007年2月23日金曜日

Google Page Creatorの短所

今回は、Google Page Creatorの短所を挙げ、それでも使う理由を探っていきます。

英語版しかないベータサービス。
ここがまずつまずきの第一ポイント。
Google Labs(英語)
のなかから探し出すのは、Google Page Creatorの今の知名度を考えると、日本ではあまり利用されないだろう。

また、せっかくアカウントを取得しても、機能が中途半端で、操作方法が分かっても、活用方法がぴんと来ない。

本格的なサイトを運営するにはCSSや外部JavaScriptに未対応(たぶん)で、レイアウトに趣向を凝らすことができず、結果として、没個性的な外見になってしまう。
これでは本格的なサイト運営を目指すユーザーは見向きしない。
CGIも用意されていない(たぶん)ので、表示するだけのページになりがちである。

「ホームページを持ちたい」という初心者には、操作の煩雑さと結果がバランスがとれていない。
ふつうにブログサービスを利用した方が気楽に「ホームページ」を開設し、維持管理できる。
また、読者との交流も、ブログやmixiなどのSNSには遠く及ばない。

一旦まとめよう。
上級者には機能が貧弱である。
ウェブサイトを開設し、継続的に運営するには、ブログやGoogleグループ、mixiのコミュニティ運営でニーズは充分満たされ、そういったものを利用すれば、初心者が苦労する必要性がない。

Google Page CreatorにはHTML直接編集モードもあり、JavaScriptも埋め込める。
これは、BloggerやGoogleグループの「ページ作成」機能などでもすでに実現している。

Google Page Creatorの今の機能は、初心者と上級者の中間層で、従来型の「ホームページ」の作成を志向する人むけのものである。

今回は短所を特集したので、Google Page Creatorの価値を低く思わせてしまったかもしれない。
しかし、前述の「従来型のホームページ」の特徴を再考したい。
「ホームページ」を公開しても、ログイン情報さえしっかり管理しておけば、乗っ取られたり、荒らされることはないのである。
告知・主張型、あるいは「とりいそぎで」ウェブサイトを持ちたい人には便利なサービスである。

100MBという容量と、ブラウザ(IEとFireFox)だけで操作できる手軽さは、HTMLを習得する余裕のない人には魅力的である。
機能に不足を感じれば、その都度HTMLのタグを覚えてゆき、個性的なサイトデザインをしたくなれば、別のサイトを立ち上げればよい。
更新をやめてもサイトは閉鎖されない。

・・・ここだ!

とりあえず、どういうプロバイダやドメインでサイトを立ち上げるかを決めかねていて、それでも早めにホームページを公開したい人。
こういう人にぴったりだ、と言えそうです。

次回からは、Page Creatorの実際の利用に即したレポートをします。

2007年2月22日木曜日

GooglePageCreator (長所と魅力)

Google Page Creator (GPC) でウェブサイトを構築しました。
http://makoto.portal.b.googlepages.com/home

Google社によるこのサービスの魅力は2点。
  1. 無料で100MBのスペースが利用できる
  2. ウェブ作成ツールのおかげで、HTMLやFTPの知識・技能がなくても、サイトを開設できる
もちろん、最大の特徴は後者。

Ajaxという技術を使い、ブラウザ上でサイトを作成・編集することができる、という点です。
編集しているときの見た目が、完成したときの見た目になります(WYSIWYG = What You See Is What You Get, 「いま画面に見えているものが最終的な作成結果として得られます」)

技術のことはさておき、このウェブサイト作成ツールの使い勝手について説明します。

インターフェイスはgmailのHTMLメール編集画面とほぼ同様で、文字装飾や添付ファイルの感覚でサイトを作成・更新します。
「操作は簡単」、と言い切ってもいいツールです。
私も始めて使ったときはHTMLを「未履修」でしたし、いまだにFTPは未経験です。
パソコン初心者でも簡単にホームページが持てる、まさにそんなサービスです。

今年(2007年)に入ってから、Microsoftも類似のサービスとして Office Live というサービスを開始しましたが、操作や初期画面がシンプルな分、Google Page Creatorのほうが使いやすいと思いました。
申し込みのしやすさもGPCの方が数段かんたんです。
Gmailアカウントが全世界で招待制から申し込み制に移行した今ではなおさらです。
(なお、Office Liveは、単なるウェブスペース+作成ツールではなく、「Googleグループ」「Gmail」「Google Analytics」を統合したような、総合ウェブサービスシステムです。)

サービス開始当初は順番待ちにまでなったサイト開設サービスGoogle Page Creatorですが、それほど成功していないのではないでしょうか?
なにしろ、「Page Creatorでサイトを作った」とか、「作り方」のような日本語のサイトがほとんど見つからないのです。
登場当初あれほど注目されながら、これほどマイナーであり続ける理由は、明日レポートする短所にあると私は見ています。
(つづく)

2007年2月21日水曜日

Google AdSenseの審査通過せず

1月から作り始めたサイトのためにGoogle AdSenseへの申請をしたところ、作りかけであったりリンク切れが多数あることを理由に、審査が通りませんでした。
不許可のメールに、AdSenseの掲載基準として、以下の二つのサイトアドレスが示されていました。

https://www.google.com/adsense/policies?hl=ja
https://www.google.com/adsense/localized-terms?hl=ja

準備中や工事中のサイトは不許可、とは明示されていないようですが、そういうサイトをすべて許可してしまえば、AdSense掲載だけが目的のサイトもOKとなりかねないのでしょう。
申し込みをしてから3日目の返信でした。
サイトを充実させてから再申請するか、このブログの記事がたまった頃にこのブログをターゲットに新規に申請しようと思っています。

明日からは、集中連載風にGoogle Page Creatorについてレポートしていく予定です。

2007年2月20日火曜日

Amazon アソシエイツは承認が早かった

今日の未明にAmazon.co.jpのAmazonアソシエイツに申し込みをしたところ、今日の夕方に承認の返事が来ました。
Google AdSenseは1週間ほど審査に時間が掛かるとされているので、正直この早さには驚いています。

Amazonアソシエイツにはいくつかの機能があります。
このブログのトップページの右側にAmazon.co.jpの商品検索コーナーを配置しているのもその一つ。
また、一番下のコーナーには、「ドイツ語」に関係する書籍が自動的に表示されます。
今後は書評やその他のハード・ソフトを紹介するときに、Amazon.co.jpへのリンクをつけることを予定しています。

アフィリエイトである以上、受益者は私です。
また、Amazon.co.jpへのリンクをはっておくことで、価格情報、ISBNなどの書籍情報はブログの本文で省略できます。
言い訳がましくなりますが、閲覧者サイドにもメリットがあります。
それは、表紙の画像がこのブログ上にも表示されること。
たとえ書評であっても、うっかりその本の表紙の画像を載せることは著作権法に触れるおそれがあります。

ところで、Google AdSenseと両立させることは出来るのでしょうか。
Google側の規定では、どうやら「コンテンツマッチ型」の広告でなければ大丈夫なようです。
つまり、Amazonアソシエイツの「おまかせリンク」とは両立できないが、「個別商品リンク」なら問題ない、ということのようです。

なお、以下はバナーリンク(Amazon.co.jpのプロモーションが読み込まれるイージーリンク)です。

2007年2月19日月曜日

Google AdSense と Google への登録

Google AdSense への登録手続きを行いました。
メインのサイトを広告掲載用のサイトとして登録を申請。
審査の後、AdSense参加の可否がメールで送られてくる予定。
https://www.google.com/adsense

また、Googleウェブマスタツールの利用を開始しました。
http://www.google.com/webmasters/tools/siteoverview

・・・Googleにサイトの登録手続きをしていない・・・ウェブマスターツールがそれを兼ねていると思いこんでいた。
登録手続きは
http://www.google.com/addurl/?continue=/addurl

でするそうだ。

ワンストップで操作できれば楽なのに・・・。
そういうツールもあるのかな?

2007年2月16日金曜日

オーストリアのコメディPodcast

Ö3Wecker Comedy Podcast
(Ö3 = Oe = Oウムラウト)

オーストリア公共放送のラジオ局Ö3(エードライ)のPodcastの一つ。

http://static.orf.at/oe3/podcast/oe3_comedy_cast.xml

コメディだけあって、オーストリア発音のオンパレード。
正直聞き取りは相当厳しい。
いや、聞き取れる必要はおそらくない。
オーストリアに留学する人は必聴かも。
2月15日の分では、オーストリアに来たロシア人が故郷の友人出す手紙ドラマ、というものがあり、ロシアなまりなんだか(オーストリアのネイティブはここで笑うはず)、オーストリアドイツ語なんだか(私たち外国人はここで笑う)、聞いててくらくらしてくる。
コントの最後に、
 「俺はKGBのイケメンでならしてたんだぜ」
と自慢する主人公に、オーストリアのおばちゃんは、
 「あら、私だってKHGで一番の美女だったのよ」
と切り返す(訳は記憶に基づく再構成です・・・)。
主人公は
 「KHG?俺の組織はKGB、FBIやCIAなら知ってるけど、KHGってなんだ?不安でタマらん!なんなんだKHG!」
と、疑問を解決できずに、劇はおしまい。
どうやらここがオチだったようだ。

で、KHGなんて何のことだか、私もさっぱり分からないので(すごいローカルな訳語だとは思った)、
Wikipediaドイツ語版で調べた。

http://de.wikipedia.org/wiki/KHG

今日、この時点で候補は5つ。
かつての財務大臣、ストラッサー、というのも捨てがたいが、やはり一番手は「Katholische Hochschulgemeinde カトリック大学区」かと思われる。

結論
オーストリア人の「常識力」を吸収するには、いいコンテンツだ・・・。

2007年2月14日水曜日

喋らないと。英語。(ペプラー式英語上達法)

NHKの「英語でしゃべらナイト」を始め、英語と日本語を織り交ぜたナレーションで活躍中のクリス・ペプラーが、NHK「スタジオパークからこんにちは」に出演し、英語上達法を紹介していた。
  1. 耳から口へ
  2. (忘れた)
  3. 興味あるテーマを使う
そもそも、アメリカ人の父と日本人の母を持ち、日本のインターナショナルスクールで育ったペプラーのアドバイスがどれだけ有効なのかは不明だが、この3つのコツ(2つ目は忘れてしまったけど)は納得できるものでした。
たぶん、いろんな人に、「英語上達の秘訣を教えてください!」って言われるので、自分の体験と、体験以上に情報収集して要点をまとめたのではないだろうか。

さて、耳から口へ、の内容は実は聞きそびれた。
私のブログの趣旨からすれば、
 「やっぱりPodcastを活用するのがいいだろう!」
と安直に結論づけておきます。

興味のもてる、分かるテーマのものを選ぶ、というのは、「NHK World (German)」を勧めたときに書いた点と共通します。
やっぱり、分かるものの方が楽しいものです。
ペプラーは
 「飛行機でやってる『寅さん』を英語で見るといい」
と勧めていました。
ビデオを見る場所と時間があれば、やはり勧められる方法ですね。
問題は、日本で発売されているDVDにドイツ語音声がついているものは本当に少ないこと。
ジブリ映画ならフランス語音声が付いていますが、ドイツ語音声が付いているのは『もののけ姫』だけ(そんなにカンヌが欲しいか・・・金熊はどうするの?)。

ヨーロッパ版のDVDを入手してみると、ビデオの映像信号が壁となります。
(リージョンコードは日欧ともに「2」なので問題なし。)
日米はNTSC方式で、ヨーロッパはPAL。
日本メーカーのDVDプレイヤーではPAL方式の再生はできません。
パソコンか、「アジア家電」のお世話になることでしょう。

・・・脱線したので今日はこの辺りで。

2007年2月12日月曜日

NHK World (German) オススメPodcast

NHK World (German) サイトへのリンク


NHKの国際放送のポッドキャスト。

長所は
  • 内容が推測しやすい
  • 日本のことを語る単語を仕入れることができる
何となく分かった気になれる、というのは、継続のモチベーションを保つポイントでもある。
初心者でも固有名詞は分かるので(首相の名前など)、テーマを推測しながら聞けるのではないだろうか。

短所は
  • アナウンサーがプロではない(ネイティブではある)
  • 発音に個人差がある
ドイツの放送局(Deutsche WelleやZDFなど)のプロのアナウンサーに比べると、読み上げのレベルが若干落ちる。
とはいえ、この差が分かるのは中級以上の人でしょう。
教養のあるネイティブが標準ドイツ語を意識した発音、というところで、大学の講義と同等かそれ以上の発音だとおもいます。
ナレーターは日本に在住している方ですね(NHKのテレビやラジオに出演経験がある方も)。
ですから、日本の人名や地名の読み方は、ドイツのプロのアナウンサーよりも現地語の雰囲気を出しています。
首相クラスの人物なら、「シンツォー・アベ」とか「ユニヒロー・コイツミ(小泉純一郎!)」ということはまれですが、それ以外だと、やっぱりドイツ発音しているときもあります。

NHK Worldのニュースの内容については、また改めて取り上げます。

2007年2月11日日曜日

ゆっくりニュースでドイツ語学習

Langsam gesprochene Nachrichten (Deutsche Welle)
ドイチェ・ヴェレのゆっくり読み上げるニュース

ドイツ語学習のPodcastといえばコレ!という人も多いのでは?
ドイツの国際放送局ドイチェ・ヴェレのニュースをゆっくり読み上げる、というもの。

  • 公的なメディアによるまともな文章
  • ネイティブのプロのアナウンサー
  • ドイツ語学習者向けにゆっくりはっきり読み上げている
  • テキストも公開されていて、目でも内容確認できる

というわけで、いいことづくめのようです。
必聴コンテンツではありますが、問題点も押さえておきましょう。

ときどき当てはまる問題点:
  • 発音が不自然
  • 内容がなじみがない

いくらネイティブとはいえ、「不自然にゆっくり」読んでいるときがあり、聞き取り練習にはむしろ不向きなこともある。
「聞き流し」なら、わからなくてもネイティブによる、ネイティブ向けの普通のニュースの方が「慣らし」として有効ではないだろうか?

内容は全世界に向けたものなので、日本の学習者には内容が想像しにくい。
推測が利かないので、聞き取りが難しく、自信喪失、学習の挫折のつながる。

では、Langsam gesprochene Nachrichten の最大の活用法は何か?
ずばり、シャドーイング。
聞こえてきた音を、数秒遅れで追いかけ発音する練習です。
不正確でも、内容がわからなくてもかまわない。
とりあえず、アクセントとイントネーションをコピーする。
スピードについていく。
ときにはテキストを見ながらやってみると、ゆっくりの音読ですらこのスピードで目を動かす、ということがわかり、それも経験になります。
とりあえずそれだけでも大変なはず。
犬の散歩のときに、いんちきシャドーイングを続ければ、文レベルの発音はだんだんよくなるのではないでしょうか。

結論
Deutsche Welle - Langsam gesprochene Nachrichtenは耳のトレーニングではなく口と目のトレーニングに活用できるコンテンツ。

(ドイチェ・ヴェレのニュース記事の内容については別に書く予定。)

Deutsche Welle
http://www.dw-world.de/dw/article/0,2144,1813444,00.html
(中央下部の「WWW-Links」から、「iTunes-Feed」をクリックして、iTunesに登録する。ほかのソフトなら、RSS Feedをコピーして利用する。)

2007年2月9日金曜日

Googleのさまざまな活用

2月に入ってから、Googleのさまざまなサービスを片っ端から試している感じです。

このブログもGoogleのサービスを利用しています。
Bloggerというブランドではありますが、 Google社の提供しているサービスの一環です。

そのほかに、Google Page Creatorを使ったウェブサイトの構築を準備しています。
Google社が提供しているのは、100MBのウェブスペースと、直感的にページ作成できるウェブ上のツールです。

また、Googleカレンダーも始めました。
これは、家族のスケジュール調整のために導入しました。
妻と自分のそれぞれに予定表を作成し、表示段階で表示するするスケジュールを選択しています。
予定のバッティングなどを避けることができるようになりました・・・かな?

Googleグループも便利に使っています。
とりあえずは家族の連絡用としています。
ここの機能をフル活用する実力があれば、上記のPage Creatorでもそれなりのページが作れるのではないでしょうか。
日本語化もされているので、自分の「一人グループ」をまずは作成し、ページ作成機能を色々試した上でPage Creatorを使えば、英語版しかなくても問題ないはずです。

検索機能以外で最も長く利用しているGmailは、2005年7月以来のつきあいとなります。
いまでは一般でも利用申し込みできますが、当時は招待制で、とある方がmixiとGmailの招待状を両方とも送ってくれたのでした。
ありがたいことでした。

WebアルバムとPicasa2も試しています。

Googleパーソナライズドホームは、本当に便利です。

先々、こういったサービスの使用感などもレポートしたいと思います。
他にもいくつか利用していますが、今日のところはこのあたりで。

2007年2月7日水曜日

logo-Nachrichten オススメPodcast

Video-Podcast der logo-Nachrichten (ZDF)

ドイツ版「子供ニュース」。
ただし、こちらは日刊(月~土。)。

ドイツ語の難易度としては結構高いが、映像とあわせてみると、何となく分かった気になれるのでは?

ドイツの大人が、自分の国の子供に興味を持ってほしいと思っている題材が分かる。
日本の報道番組と違って、アフリカの貧困について頻繁に取り上げられている。
ドイツ国内の問題はもちろん毎日取り上げられる。
少年少女に人気の芸能人の情報も出てくるので、ドイツの若者文化の一端も垣間見ることができる。
子供に身近な問題を番組が一緒に解決するコーナーなどがある。

ビデオ版、オーディオ版がある。
(内容は同じ。)

Video: http://podcast.heute.de/logo-video.xml
Audio: http://podcast.heute.de/logo-audio.xml


http://www.tivi.de/fernsehen/logo/start/index.html


iTunes(ITS)で、「logo ZDF」で検索してもよい。


なお、「logo」とは、「あたりまえじゃん」という意味。
番組名はlogo ! Nachrichtenだが、ブログの制約上、感嘆符が使えないので、省略した。

2007年2月6日火曜日

作者への連絡

作者への連絡用です。
こちらにコメントをお願いします。
返信はすぐには出来ない・・・というより、結構お待ちいただくと思いますが、ご容赦下さい。