2009年9月28日月曜日

鉄腕アトム「地上最大のロボット」

ドイツで真っ先に買ったマンガは、たしかこの作品だったと思う。
電子ブック版で購入できるが、その底本となっているのが手塚治虫漫画全集版。
冊子体はいまではおいている書店も少なく、ネット書店でも楽天ブックスではヒットしなかった。



電子書籍版は以下から購入できる。

電子書店パピレス Keyring PDF形式 (Win IE)
ebookjapan EBIJ形式 (Win, Mac, i-Phone)
電子貸本Renta! Flash (立ち読み可)

ところで、このエピソードのテレビ版がYouTubeで公開されている。
ただし、英語版だ。
期間限定なのか、自宅の環境では残り3日と表示された。

Astro Boy / The Greatest Robot In The World-Pt: 1
Astro Boy / The Greatest Robot In The World-Pt: 2

うーん、みるヒマないか?

ブログランキング用投票ボタンです。
ブログランキング・にほんブログ村へ

2009年9月9日水曜日

『審理』を白日に引き戻す活動

図書館による自主規制を危惧する記事を以前書いたわけですが、そもそも最高裁が公開を停止したことを抗議する活動が行われているようです。
出演者の一人が問題があったからといって作品そのものを「抹殺」する、というのはやはり乱暴で、最高裁をそのように追い詰めたのは、おもしろがって繰り返し映画の場面を引用したテレビと、それをみてやっぱりおもしろがっていた私たち視聴者、ということになるのでしょうか。
ちなみに、今回引用した記事中にある署名サイト「署名TV 」の「裁判員制度広報用映画『審理』再公開及び作品保存を求める署名」へのリンクを紹介しておきます。
ITメディアのこの記事は、twitterで、idedanob(池田信夫氏)のつぶやきで知りました。

""

ブログランキング用投票ボタンです。
ブログランキング・にほんブログ村へ

2009年9月2日水曜日

象の童謡、DNA検査で動揺も替え歌が救う

動揺「ぞうさん」は、日本で生まれ育った人なら誰でも歌える曲の一つとして数えられるだろう。
作詞はまどみちお、11月で100歳におなりになります(作曲は団伊玖磨。)。
どこで読んだか忘れましたが、まどみちおは、どのゾウからインスピレーションを得て作詞したか、どんなにしつこく聞かれても答えなかったとか。
(実家で読んだ童謡についての文庫本・・・まど研究をしている親戚がいるので、親から勧められて読んだ箇所。)
歌う人、聞く人は、どのゾウを思い浮かべてもいいんです。

さて、作詩者の出身地としてゆかりのある山口県周南市の周南市徳山動物園で飼育されている象についてのニュースです。
「国内唯一」マルミミゾウ、実はサバンナゾウだった(2009年9月2日 読売新聞)
「マルミミゾウ」でなくても、実際に耳が丸い小ぶりの象さんとして親しまれてきたのなら、詩碑については問題ないのではないでしょうか。

じつは、童謡「ぞうさん」には、まどみちお自身による替え歌があります。
今年始めて知ったのですが、タイトルを「とうさん−「ぞうさん」かえうた」といいます。
オリジナルの「ぞうさん」には、母子の象が歌われていますが、父親像は登場しません。
不在だった父親がついに歌われるのです。
歌詞を転載・・・するわけにも行かないので、Amazon.co.jp・CD販売サイトの試聴機能で歌詞を確認して下さい(作曲は宮川彬良)。




どうですか?
始めて聞いた時、脱力してしまいました。
「こんなものでいいのか!」
しかし、よく考えてみると、とうさんが好きな相手が他のひとでなくて、こどもは安心するのではないだろうか。
ここまで考えて、ここで歌われている「とうさん」は、何の動物かは、作中では明示されていないことに気づく。
べつに「象」でなくてもいい。
自分の父親のことでもいいし、もちろん「ぞうさん」一家の父親象をイメージしてもいい。

徳山動物園のマリちゃんは、マルミミゾウでなくでもいいじゃないか。
マリちゃんはマリちゃんであることに価値がある。
マルミミゾウであることよりも、マルミミゾウそっくりのサバンナゾウであるほうが、むしろ個性的?

(文中敬称略)
ブログランキング用投票ボタンです。
ブログランキング・にほんブログ村へ