2008年5月27日火曜日

MS Office Live Workspace

5月23日、MicrosoftのOffice Live Workspace(以下OLW)がβ公開された。
早速試して、他社のサービスと比較してみた。

結論から言うと、Google ドキュメントよりも、敷居が低く、使いやすそうである。
Google Docsはユーザーの方が利用シーンをしっかりイメージしておく必要があったんだなぁ、ということを思い知らされた。
後発のOLWは、とくに目的もなく、何となくアカウントを作成しても、
「新規ワークスペース」
をクリックするだけで、このサービスを何に利用できるか、すぐにわかる。
クラス、プロジェクト、学校、スポーツ、読書会など、目的にあわせたドキュメントの「セット」が用意されていて、とりあえずその中から一つを選択すればよい。
たとえば、「クラス」のワークスペースを作ると、授業運営に便利な組み合わせをそろえてくれるというわけだ。具体的には
 小論文の内容、授業のメモ、シラバス、クラス名簿、予定表
である。

これをGoogle Docsで作成するとなると、フォルダを作成し、スプレッドシートやドキュメントを作成して、そのフォルダへと移動する、などの手間が必要になる。
この初心者に優しくあろうというMicrosoft的仕様は、Wordの自動処理機能のように、「おせっかい」と受け取られる可能性もある。
しかし、OLWの新規ワークスペース作成の「お仕着せセット」は、素直に親切だと思う。

肝心な部分の、文書の作成・変更、共有などについてはこれから試していきたい。

ちなみに、今回の試用はMac + FireFoxで行った。
SilverLightも未導入である。
つまり、Microsoft製品は一切利用していない。
にもかかわらず、利用できる余地は相当ありそうだ。
このサービスは、ソフトウェア開発・販売会社のイメージが強かったマイクロソフトの印象を一変するするのだろうか?

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