2007年10月20日土曜日

アンネ・アマーリア公妃図書館復興なる(Podcast聞きかじり)

2004年に火災に見舞われた、ドイツ・ヴァイマルにある「アンネ・アマーリア公妃図書館」が、再オープンした模様です。
このニュースはARDのPodcastで知りましたが、日本語でも報道がありました。
ARDのTagesschau(2007年10月19日)"Restaurierungsarbeiten an "Herzogin Anna Amalia Bibliothek" abgeschlossen"(ビデオ。3分弱。)
映像には、当時の火事、被害を受けた建物や貴重書などの様子が映し出され、痛々しい気持ちになります。
また、修復作業も放映されますが、ドレスデンの聖母教会とおなじように、地味な作業の積み重ねであることが見て取れます。
後半(27:30~28:00付近)に登場する、手書きの聖書のようなものは、ルター聖書の最初の印刷本(1534年)だそうで、奇跡的に火災を免れたものだとか。

AFPの記事(2007年10月19日)世界遺産のアンナ・アマリア図書館が再オープン
ZDF Magazine (20071018)"Weimar feiert Wiedereröffnung der Anna Amalia Bibliothek"

この文化的損失に対し、日本独文学会も援助をしました。
日本独文学会HP(2006年9月)「「ヴァイマル市アンナ・アマーリア公妃図書館火災復興支援募金」報告」

国立国会図書館の「ブログ」「カレントアウェアネス」に、これまでの経緯などが報告されていますが、今回の開館再開については今のところ、取り上げられていません。
カレントアウェアネス(2007年2月22日)「アンナ・アマーリア公爵図書館、再開館へ(独)」

Wikipedia(日本語)の項目には、執筆時点で、
「アンナ・アマーリア」
「古典主義の都ヴァイマル」
などの項目があります。
もちろん、レポートに丸写ししてはいけません。

カタカナ表記が気になる方、「ア」は短く発音します。
なので、「ヴァイマル」が近いのでしょう。
最後のrを弱音化すると、「ヴァイマァ」とすることもできるでしょう。
「ワイマール」というカナ表記もやはりこの町のことです。
その影響か、実は、この記事を書くまで、カナ表記は「ヴァイマール」を使っていました。
辞書や発音辞典を参考にした結果、これからは「ヴァイマル」にしたいと思います。
もちろん、方針転換するには、自分なりの判断基準があり、その決定打は次の通りです。
「ヴァイマール」では、間違ったアクセントを誘発してしまう
「イマ」を高くするイントネーションにしていませんか?
ところが、長音記号を取り除いて、「ヴァイマル」にすると、「ヴァイ」を高く・・・なりませんか?
「ヴァイ」の方にアクセントを置くだけで、ドイツ語っぽくなりますよ。
これからは、ニューヨークもやめて、「ニュヨク」にするっていうのはどうでしょう?
文字数も減りますよ!

ブログランキング用投票ボタンです。
ブログランキング・にほんブログ村へ

0 件のコメント:

コメントを投稿