2008年7月7日月曜日

「耳にボタン」がドイツに回帰

高級ぬいぐるみメーカー「シュタイフ」が、中国での生産委託を中止し、今後はドイツ・シュトゥットガルトで生産を行う決定をした。
日本語で読める解説記事があるので
などを参照してください。

さて、おなじみ ZDF Logo! Nachrichten でもこの件が取り上げられました。
logo! am Nachmittag 03. Juli 2008(サーバー保存期間は約1週間)
こちらでは、問題点を2点に分けて、解説しています。
・ドイツの会社が中国で生産する理由(生産価格を下げるため)
・中国から撤退する理由(輸送に時間がかかるため、製品の品質を維持するため)

応用が利きそうなキーワードとしては、次のようなものが登場します。

  • Steiff Kusscheltier (シュタイフのぬいぐるみ)

  • Auf nach China. 中国へ出発 
  • Es ging um Geld. 話はお金にまつわるものでした。
  • Billiger herstellen lassen. よりやすく生産させる
  • In China ... niedriger Löne übrig. 中国では、まだ賃金がドイツよりも低いままなのです。

  • So weit, so gut. そこまではよかったのです。

  • Nachteile/Probleme 短所/問題点
  • Lieferzeit nach Deutschland ドイツまでの輸送時間
  • Manchmal .. 3 Monate lang über die Meere 船便で3ヶ月かかることも
  • Knutfieber シロクマクヌートの大人気
  • Qualität ... nicht zufrieden. 品質に満足できない

  • "Zurück nach Deutschland" ドイツへ帰る

さすがに、前シュレーダー政権の親中国姿勢から、現メルケル政権に移ってから対中姿勢に変化が見られることまでは取り上げられていませんね。

とはいえ、児童向け番組ながら、世界経済と会社経営について解説するこんな番組が、毎日2回放送されていることに、いつもながら感心させられます。
気になるのは視聴率ですか。

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